ピンバッジのアタッチメント
はじめに
ピンバッジのつけ方は、裏側の金具である程度決まってきます。
当社ではいくつかの金具を取り扱っていますが、それぞれの金具には特徴があり、実はそれぞれ味わい深いポイントがあります。
普段はあまり紹介されない「ピンバッジ金具」の世界をご案内します。
金具の紹介
ピンバッジに使われるそれぞれの金具の特徴をご紹介します。
バタフライピン
裏の留め具が蝶の形に似ていることから、蝶タック、バタフライピン、バタフライクラッチなどと呼ばれます。
USバローピン
アメリカのバロー社製のキャッチです。
裏に刻印があります。見た目にはノーブランドのバタフライピンとほとんど差はありませんが、品質は優れています。
ラバーキャッチ
PP素材で出来たキャッチです。
金属製のキャッチですので、安全に使うことができ、お子様でも簡単に着脱が可能です。
マグネット式キャッチ
マグネットで挟むことで、衣類に穴を開けずに使うことができます。
タックピン
針式の金具で社章などによく用いられます。
ベーシックなタイタックのほか、通常のタイタックに比べ、針とキャッチが小さいショートタックがあります。
平ねじ
金具が針のタック式に比べネジになっているこちらの方が太く、丈夫で耐久性に優れています。
校章などでよく見られるピンです。
特笠ねじ
回転止め(ギザギザ)のついたネジです。
通常の平ねじより厚さがあります。
回転ピン/造花ピン/管ピン
名札やバッジに見られる留め具で、衣服などに針を刺して固定します。
回転ピン
造花ピン
管ピン
ネクタイピン
ネクタイを定位置に固定する際に用いられる金具で、基本的にシャツに挟み込んで固定します。
ハットピン
帽子に取り付けるピンです。針やクリップなどを利用した留め具です。
その他
上記以外の特徴的な留め具をご紹介します。
クリッキー
ワニ口クリップ
バックハンガー
まとめ
ピンバッジに使われる取り付け用の金具は種類も多く、用途に合わせた形、仕様になっています。
留め具は、ピンバッジの中ではどちらかというとわき役で、興味を持たれることが少ない部分ではありますが、とても大切な部品ということがご理解いただけたかと思います。
ピンバッジ自体のデザインだけでなく、取り付け用の金具にもこだわりが出るとより味わい深い製品になるでしょう。ピンバッジ製作の参考にしてみてください。